たまには治療薬の話でも アポキルの巻 NEW
犬のアトピー性皮膚炎、
アレルギー性皮膚炎の
治療の主軸といえば、
「アポキル」だろう。
かれこれ10年くらい前からある薬で、
「痒みを抑える」と言って発売された。
当初は、
痒みは抑えるけれど炎症は押さえないから
どうなんだとうと言っていたが、
今となっては、
犬のアトピー性、アレルギー性皮膚炎に
なくてはならない薬となっている。
個人的には、
副作用で困った経験はなく、
けっこう短い時間で効果を感じられるので、
重宝している。
数年前から、
チュアブルタイプ(風味付け)も発売されていて、
飲みやすくなっている。
そうそう、
アポキルの錠剤をたまに
飲むのを嫌がるケースがある。
そんな時は、
チュアブルが重宝する。
なんだかんだでチュアブルの方が飲みやすいようだ。
猫のアレルギー性皮膚炎にも
効用外だが使用することがある。
注意する必要があるのが、
猫ではチュアブルは避けるべき
という情報だ。
アポキルは、
比較的副作用が少なく、
効果を早期に感じられる良い薬だ。
ただ、
「使い方」は重要で、
いろいろな投与プランがある。