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治療薬の話が続きますが ゼンレリア

皮膚科/耳鼻科

前回、
犬のアトピー性皮膚炎の治療薬である
アポキルの話をしました。
今回は、
同じく犬のアトピー性皮膚炎の治療薬である
ゼンレリアの話を。



ゼンレリアは、
昨年発売開始された薬で、
ものすごく簡単に言うと、
アポキルと同じような位置づけの
犬のアトピー性、アレルギー性皮膚炎の治療薬です。

アポキルとの違いはと言うと、

アポキルは1日2回投与 ↔ ゼンレリアは1日1回

アポキルは3週目から減薬 ↔ ゼンレリアは同じ量を継続

だろう。

これらの違いはあるとして、
実際の使い勝手はどうなのだろう。
アポキルは発売されて10年は経過しているので、
使い勝手は十分に理解されているだろう。



ここからは個人的な感想。

アポキルに比べて、
ゼンレリアは効果が強いと思う。
つまり、
アポキルで症状のコントロールが難しい場合に、
ゼンレリアが有効だったりする。

アポキルでの副作用はほとんど
経験がないが、
ゼンレリアでは副作用が気になる。
下痢などに注意だと感じている。

まだ、発売されて半年の薬なので、
情報がそろってくるには時間がかかるだろう。