猫のお腹の毛が薄くなる
初めての診察では、確か・・・
「猫がお腹を舐めているんです。
バリバリ、バリバリ
すごく大きな音が鳴っています。」
猫の舌の表面は、
結構、ギザギザしているから、
ペロペロでは済まないだろう。
このお腹の様子、
明らかに毛が薄い。
ただ、
脱毛ではないのです。
よく見ると短い毛があります。
厳密には
「切れ毛」なのです。
猫がバリバリとお腹を舐めていて、
毛がちぎれてしまったのです。
このような場合、
アレルギー性の皮膚炎を疑いますが、
心因性といって、ストレスも疑うことになります。
ストレスからお腹を舐めている・・・
どのように診断すればいいのでしょうか。
カウンセリング・・・?
てなわけにはいかないので、
いろいろ方法はあるでしょうが、
アレルギー性の皮膚炎の治療をしてみるのはどうでしょうか。
アレルギーの治療をして、
良くなれば、アレルギー。
そんな診断手順もあるでしょう。
実は、
アレルギー性の皮膚炎の治療をして、
お腹をバリバリ舐めるのが治まったのです。
家が静かになったようです。
