膀胱の移行上皮癌
主に血尿や頻尿の症状で来院されることが多い病気です。超音波検査により膀胱内に腫瘍が確認され、さらにCT検査でその広がりを調べてから、手術で切除を行います。しかし、腫瘍をすべて取りきれないケースも少なくなく、その場合は残った腫瘍に対して化学療法を行うことが一般的です。
〒604-8116 京都市中京区高倉通蛸薬師上ル和久屋町350-1
腫瘍科
oncology
こんな症状はありませんか？
- 皮膚にしこりがある
- 口の中にできものがある
- 下痢や血便、嘔吐をする
- 血尿がでる、おしっこがしづらそう
- お腹が張ってきた
- くしゃみや鼻血がでる
- 歩きかたがいつもと違う
- 苦しそうな呼吸をする
このような症状がみられたら、腫瘍科の病気の可能性があります！
腫瘍科のよくみる病気
口腔内悪性腫瘍
犬の口腔内に出来る代表的なものは、悪性黒色腫です。口の中に腫瘤を見つけた場合には、出来るだけ早期に、切除して診断をつけることが重要です。顎を大きく切り取る必要や、放射線を当てる必要があります。ヒトでは免疫療法の効果も報告されています。
当院から飼い主様へ
不安を抱えていませんか？お一人で悩まず、まずは私たち専門家にご相談ください。これまで多くの飼い主様と接してきましたが、動物と長い時間を共に過ごしているからこそ、悩みが深くなることも少なくありませんよね。獣医療の進歩に伴い、腫瘍（がん）に対する治療法やその向き合い方についても多くの研究が進み、飼い主様の選択肢も増えています。大切なのは、飼い主様と動物たちの一生涯を見据えた選択です。人のがん治療は「治る時代」と言われていますが、獣医療でも早期発見により治療の選択肢が増えます。病気を進行させないために、定期的な健康診断をお勧めします。がん治療には、内科的治療を通じて病気と長く付き合っていく覚悟が必要です。私たちは、飼い主様と動物たちのより充実した生活のために、できることを一緒に考えます。まずはお気軽にご相談ください。
治療の流れ
ご予約
まずはお電話またはオンラインでご予約をお願いいたします。ご相談や診療がスムーズに進むよう、事前予約を推奨しています。
受付・問診票記入
ご来院時に受付で問診票をご記入いただきます。ペットの現在の症状や気になる点、病歴などを詳しくご記入ください。
診療
獣医師が問診票の内容をもとに、ペットの診察を行います。腫瘍の有無や進行具合、他の症状がないかなど、全体的な健康状態を確認します。
検査の実施
診察結果に基づき、必要に応じて超音波検査、CT検査、または生検などの検査を行い、腫瘍の性質や広がりを詳細に調べます。診断の精度を高めるため、複数の検査を行うことがあります。※近隣にあるグループ病院にて検査をさせていただく場合がございます。
治療法のご提案・治療
検査結果に基づき、最適な治療法をご提案いたします。外科的切除、放射線治療、化学療法など、腫瘍の種類や進行度に応じた治療プランを飼い主様と相談しながら進めます。
お会計とお薬お渡し
治療後はお会計をしていただき、必要に応じてお薬をお渡しいたします。また、今後のケアや治療のスケジュールについても丁寧にご説明いたします。
