猫 真菌症 ※今回の投稿は、極論かつ私見に偏っていますので注意してください※
猫の顔に皮膚炎を疑えば、
まず真菌症だ。
糸状菌(しじょうきん)といった
カビの感染症だ。
猫の真菌症は、顔に出る。
特に耳や鼻の上なんて、特にあやしい。
耳が赤くなって、
毛が抜けている。
これは、真菌症に違いない。
決めつけは良くない
診断には、「ウッド灯」だ。
特殊な光を発生させる診断機器で、
糸状菌に感染していると、
黄緑色に光る。
ほら、やはり真菌症だ。
毛が、黄緑色に光っている。
治療は、
抗真菌剤の内服に限る。
外用薬(塗り薬)なんかじゃ・・・。
恥ずかしい話ではありますが、
不肖私も診察していて感染したことがあり、
左手の猫の真菌症の治療の目標の一つには、
飼い主をはじめとして、
人間にうつさないことです。
人が猫の糸状菌に感染すると、
皮膚に赤い丸の皮疹ができて、
痒いのなんのって。
左手の前腕の内側に皮疹ができたことがあります。
痒かったなぁー写真撮っておいたら良かったなぁー
でも、
スマホ全盛じゃない頃だったような・・・。
簡単に写真なんて撮る時代じゃなかったなぁー