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しょうがないと思ってはいても


診察では、
口の中、歯のチェックをしている。
歯石が付いている、
歯茎が腫れている、
出来物がある、
出血している、
等々。

今日も、
口の中をチェック。
『歯石が付いているなー
 スケアリングした方がいいだろうなー』
頭で考え、
飼い主に伝える前に、
動物の年齢や
スケアリング履歴をチェック。

半年前に全身麻酔をかけて、
手術している・・・。

スケアリングを勧めるということは、
また、全身麻酔をかけることになる。

であれば、
半年前の手術の時に、
同時にスケアリングをするという
選択肢も・・・。

いや、違う!
その時の手術の時に、
スケアリングをする余裕は、
時間的にも難しかった。

スケアリングには全身麻酔が必要だ。
だから、
例えば皮膚の腫瘤を取るついでに、
スケアリングを、
なんてことはある。
でも、
なんでもかんでも
スケアリングを同時に、なんてことは・・・。

そうだ、
次の診察で
スケアリングを勧めよう。