顔貌の変化 ～後編 その１～
かなりショッキングな写真ですが、
顔の変形が激しいです。
症状が出てから、
時間が経過しているようでした。
ここまでの状態は、
当然、腫瘍を第一に疑うのですが、
実は、真菌（カビ）の感染でも
このように顔が変形することがあるので、
必ず、検査をして、
はっきりと診断することになります。
これは、CT撮影の写真で、
顔を立体に見えるようにしています。
左目の位置が明らかにおかしいですね。
眼の周りも腫れている。
表面の肉をそぎ落としてみました。
それでも、
ほほの辺りは腫れているようです。
骨だけにしました。
左の眼の下、頬、の骨が溶けています。
- 検査の結果
この猫は、
「腺癌」でした。
当然、治療を行うことになりました。
治療は、～後編 その２～へ。
coming soon・・・