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歯石、歯周病 加えて、心臓が悪い どうしたものか?


歯石の塊が、
歯を覆い隠すようです。
口臭が、かなり気になるようです。

これは、
スケアリングを行い、
歯周ポケットの中も含め、
歯石をきれいに取り除く必要があります。

ただ、
歯石をきれいに取り除くためには、
全身麻酔が必要になります。

そこで問題になるのが、
他に問題がないのか?です。
写真のわんちゃん、
心臓が結構悪いのです。
そう、
全身麻酔の危険性がその分
増加するのです。

麻酔の危険性を重視するがあまり、
歯石を放置するのか。

歯石があることで、
心臓や腎臓が悪くなることは証明されているので、
現状でも悪い心臓のことも考え、
スケアリングを行うのか。

このまま歯石を放置すると、
年々悪化することは目に見えている。
年々、歯石が引き起こす問題も
麻酔の危険性も
大きくなるだろう。

ということで、
今回は
全身麻酔でのスケアリングを行いました。


歯は、
見違えるように。
口臭もなくなりました。
十分に注意をしたこともあって、
麻酔での問題もなく実施できました。



スケアリングに限らず、
全身麻酔を施す際には、
麻酔の危険性と処置の重要性を
天秤にかける必要があります。

ちなみに、
だからと言って、
無麻酔歯石除去はお勧めしません。
そもそも、
歯周ポケットまで歯石をきれいに
除去できない。
さらに、
心臓の悪い犬を無理に抑えつけて、
歯石を取ろうとするのは、
逆に危険な行為かもしれません。



いつでも心に天秤を。