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病院でワクチン接種 待合に掲示物 NEW


先日、
ワクチン接種に「人の」病院へ。

待合に座っていると、
壁にいくつかの掲示物が。
その一つに、
「当院では、ワクチン接種に際し、
 バイアルに刺す針と、実際に接種に使う針を
 変えています。
 接種の針は、27G針で細いものを使用しています。」
的なことが書かれてあった。

「えっ!当り前じゃないの?」



これ、
どういうこと?って?
ふむふむ、
説明しましょう。

ワクチンを打つときには、
まず注射ポンプに液剤を「吸う」必要があります。

その際、当然注射ポンプに「針」を付けて
液剤を吸うことになります。
ワクチンの液剤は、
バイアルという小さなプラスチック製の瓶に入っています。
その口が、ゴムで密封されていて、
そのゴム栓に針を刺して、
注射ポンプに液剤を吸うのです。


ここ!

このゴム栓に刺すことで、
針の切れ味は落ちます。
そして、そのまま針変えずに、
腕にワクチンを打つと、
刺さる際に、
切れ味が落ちていて、「痛い」。

そもそも、
注射針は、単回使用が基本です。



ワクチン接種で訪れたこの病院では、
ワクチンを吸うときと、
腕に打つ時と
針を変えていますと
実は当たり前のことを言っているのです。

当然、
四条からすま動物病院でも、
ワクチン接種時には、
針を変えています。

「安心してください
 変えてますよ」です。


でも、

「人の」病院でも
わざわざ掲示しているということは・・・、
アピールしているということは・・・、
針を変えていない病院が多いのでしょうか。

毎年、
インフルエンザワクチンを打っているが、
そんなことを考えると、
痛いときもあれば、
痛くないときもあるような。