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薬(内服薬)の話 ~フレーバー~


「動物薬」の特徴の一つに、
「飲ませやすさ」「フレーバー」がある。

「人薬」にも、苦みを抑えるために
糖衣錠ってのがあるが、
「動物薬」では、それ以上に
苦みを抑えるため、
においをごまかすために、
フレーバーを付けていることが多い。

犬や猫は、
味というよりは、
匂いを重視するようなので、
フードも内服薬も
匂いを重視すべきらしい。

「動物薬」では、
肉のフレーバーを付けているものが多い。
ビーフフレーバー、
ポークフレーバー、
チキンフレーバー。

「薬が入っていると警戒して、おやつを食べないんです」
よく耳にするセリフ。
薬の入ったおやつなんかを
クンクン匂いを嗅いで
口にしない。
それを避けるためのフレーバー。
万能ではないけれど。



表題の写真の薬、
全て「動物薬」
茶色い見た目のものは、
ほぼ、肉系のフレーバー。