股関節の脱臼 ~その2~
股関節の脱臼を起こすと、
足を上げたまま、
地面に着けなくなります。
そのままにしておくと、
足の筋肉がやせてしまします。
脱臼している方の足(右足)の
ふとももの筋肉の太さ(緑の線)が、
脱臼していない方の足(左足)の
ふとももの太さ(オレンジの線)に比べると、
かなり細くなっているのが
わかると思います。
脱臼してすぐに、
ここまで足が細くなることはありませんが、
放っておくと、
足の筋肉が落ちて、
細くなってしまします。
治療後の回復は、
筋肉がしっかり残っている方が、
早いのです。
なので、
脱臼しても早めの治療が必要になります。
おさらいです。
上の写真を見てください。
青の位置にあるはずの股関節が、
脱臼して、
緑の位置になってしまっています。
次回は、
治療のお話です。