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硬貨


誤食:
食べてはいけないものを、間違って食べちゃうこと

猫でも犬でも、よく起こります。
猫なら、ひも、糸、おもちゃ
犬なら、タオル、おもちゃ、果物の種、
チョコレート、玉ねぎ、そして硬貨

チョコレートや玉ねぎは、中毒に注意です。
ひもやタオル、おもちゃ、硬貨は
腸で詰まると大変です。
いわゆる腸閉塞ですね。

腸閉塞の症状は、
食欲廃絶、元気消失、嘔吐。

誤食しちゃった、そして、吐いている・・・。
さて、どんな検査が妥当でしょうか。

まずは、レントゲン検査でしょうか。
ただ、レントゲンで映るのは、
石か金属か・・・。
ひもや布はレントゲン検査では、
映りません。

さて、今回は、硬貨を誤食した話。


硬貨は金属なので、
このようにはっきりと
レントゲン検査で映ります。
ここまではっきりと映っていると、
難なく診断はできそうです。

もちろん、開腹手術でとりだしました。


腸の写真です。
硬貨が入っていそうです。


ちょうど、こんな感じに。
雑な合成ですが、悪しからず。

でも、実際にこのように
詰まっていたですから、仕方ありません。


100円硬貨を飲み込んだみたいです。

金属系のものを飲み込んだ場合、
胃酸の影響なのか
だいたい、黒ずみますよね。
ゴム系は、固くなります。

この100円硬貨、
この後、
なかなか使い辛いですね。

いったい、どうなったのでしょうか。