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血小板減少症 お腹にアザ?

血液内科

このワンちゃんのお腹に
赤~紫のアザ?よようなものが
複数あります。

これは「紫斑(しはん)」といって、
皮膚の下に内出血を起こしているのです。


ぶつけたりしても、
このような内出血を起こしますが、
このワンちゃんは違うようです。

このワンちゃんは、
「血小板減少症(けっしょうばんげんしょうしょう)」なのです。

血小板は、
血液中を流れる、
出血を止める働きをもつ細胞です。

その血小板が極端に少なくなる病気が、
「血小板減少症」です。

血小板減少症になると、
簡単に言うと、
出血が止まらなく(止まりにくく)なってしまいます。

日常的に起こっている、
例えば皮膚の下の細い血管からの出血が
止まらなくなり、
紫斑になってしまうのです。

この紫斑は、
全身にできますが、
犬は毛におおわれているため、
毛の少ないお腹で見つかることが多いのです。

血小板減少症の場合には、
血尿、血便、血を吐く、貧血、元気がなくなる、に
注意が必要です。



血小板減少症が、
紫斑から見つかるケースは少なくありません。

たまに、
ワンちゃんのお腹を
見てあげてください。
病気の早期発見につながることがあります。

ちなみに、
アレルギーや皮膚炎でも
お腹に赤い点々がみられることがあります。

その見分け方はと言うと・・・。

病院に来てもらうのが、
確実でしょう。



ちなみに、
このワンちゃんは
なんとか症状が落ち着きました。