飲水量をチェック
「こまめに水を飲みましょう」
「喉が渇く前に水をのみましょう」
この夏、天気予報や情報番組で、
繰り返し目にする情報です。
人だけでなく、
犬や猫にも熱中症はあるので、
水はこまめに飲んだ方が良いのは事実です。
内分泌疾患、ホルモン疾患は
犬でも猫でも見られます。
甲状腺機能異常、
副腎疾患、
糖尿病、等。
それぞれの疾患によって、
症状は様々ですが、
「飲水量の増加」は、
全ての内分泌疾患に共通してみられる
症状でしょう。
「水をよく飲んでいるなー」
「喉が渇いているのかな?」
「よくおしっこをするようになったなー」
このようなことがあれば、
飲水量が増えているかもしれません。
1日に飲んでいる水の量を
計ってみましょう。
例えば、最初の写真のように、
計量カップで水の量を計ってから、
器に入れて、
残りを計量カップに戻せば
飲んだ水の量がわかります。
1日の飲水量
どれだけ飲むを多いのかと言うと、
教科書的には、
体重1kgあたり、1日で100ml以上が異常となっています。
ただ、
この量は明らかに多いのです。
「あれ?水を飲む量が多いかな?」レベルでは
ありません。
「こんなに水飲んで大丈夫?」レベルです。
あくまで、一つの目安です。
飲水量に不安を感じたら、
まず、計ってみましょう。
そして、
ご相談ください。
病気の早期発見につながるかもしれません。
ちなみに、
尿検査もお勧めします。