脱毛の特徴は、頭と手足の毛を残して、主に胴体の毛が薄くなっていきます。
毛の質にも変化がみられ、まっすぐな柔らかい毛質だったものが、縮れた、固い毛質になり、ウール状やシルク状といった表現をされることもあります。
色素沈着といって、皮膚が黒くなることもあります。
脱毛が起こる前に、
・ 毛の質が変わってきた
・ 皮膚が黒ずんできた
・ カットした後に、毛が伸びない
このようなことで気付くこともあるでしょう。
こんなに毛がふさふさになりました
アロペシアXとは、以下の3つの特徴を持つ原因不明の脱毛のことです。
掻いていて毛が抜けているケースや皮膚炎を伴うケースは、
アロペシアXではない可能性があります。
その他の犬種でも報告があります。
脱毛の特徴は、頭と手足の毛を残して、主に胴体の毛が薄くなっていきます。
毛の質にも変化がみられ、まっすぐな柔らかい毛質だったものが、縮れた、固い毛質になり、ウール状やシルク状といった表現をされることもあります。
色素沈着といって、皮膚が黒くなることもあります。
脱毛が起こる前に、
・ 毛の質が変わってきた
・ 皮膚が黒ずんできた
・ カットした後に、毛が伸びない
このようなことで気付くこともあるでしょう。
進行性、非掻痒性、非炎症性の脱毛、毛の質の変化、色素沈着
実際に毛を抜いて顕微鏡で観察します。
毛には、成長期(伸びている最中)と休止期(成長が止まっている)があります。
アロペシアXは、別名が「休止期脱毛」といって、ほぼすべての毛が休止期になっています。
そこで、抜いた毛が休止期になっていることを確認します。
実際のアロペシアXの犬の毛を顕微鏡でみています。
青の〇が毛根で、全てが休止期になっています。
甲状腺機能低下症、クッシング症候群
アロペシアXの治療には、いくつかの選択肢があります。
その中から当院では、3つの基準で治療法を採用しています。
メラトニンは、40~50%で毛の再生がみられることが報告されています。
副作用を気にすることなく投与することができます。
60~90日で効果を判定します。
トリロスタンは、80~100%で毛の再生がみられることが報告されています。
ただし、報告では副作用はなかったとされています。
4か月で効果を判定します。
BEFORE
AFTER
BEFORE
AFTER
アロペシアXと仮診断
血液検査、ホルモン測定
アロペシアXと診断
メラトニンの投与
3か月投与を継続し、毛の再生を観察します。
トリロスタンの投与
4か月投与を継続し、毛の再生を観察します。
副作用の確認のため、血液検査を行います。
まずは、ご相談、ご来院ください。
例えば、「ポメラニアンで毛が薄い」は、アロペシアXを疑う状況ですが、まず最初に、本当にアロペシアXなのかを考えます。アロペシアX以外にも、脱毛を引き起こす疾患はあります。
アロペシアXであった場合はもちろん、どの治療法が合うのかを考え、一緒に治療をしていきましょう。
アロペシアXは命に関わる疾患ではありませんが、悩まれているご家族は多いように思います。
いつでもご相談ください。